社史『ばね物語』30 再興(3)21世紀への展望
吉村 篤
ばね物語 フセハツ工業50年の歩み
フセハツ工業の社史『ばね物語』は、三代目社長吉村健一が社業50周年を記念して発刊しました。
社史『ばね物語』発刊にあたり、協賛いただいたフセハツ工業OB会の方々。
株式会社東洋発条製作所 代表取締役 浦野春夫
コシオカ産業株式会社 代表取締役 越岡元弘
コシオカ産業株式会社 取締役 越岡伸子
株式会社隆光スプリング製作所 代表取締役 永田隆光
株式会社永田発条 代表取締役 永田昭夫
永田スプリング製作所 社長 永田一義
株式会社タイガーバネ製作所 代表取締役 竹山保
タツマ工業株式会社 代表取締役 吉川晋吾
協和バネ製作所 社長 中田鉄弘
フセハツ工業株式会社 代表取締役 吉村健一
『フセハツ工業』の企業理念
弾む原理を進化させ、
小さくても大きな使命と責任感をもって
社会に貢献すべし
再興(3)21世紀への展望
情報を生かせる組織と技術を
21世紀まであと2年。
吉村健一社長は今後の経営方針を次のように考えている。
技術革新は急速に進み、商品サイクルは今以上に速くなる。
そのため、あらゆるサイクルからの情報収集とそれを生かせる組織、技術力を整備していく。
また、高齢化が進み若年層が少なくなっていき、「労働者不足」「社会保障」「福祉」と企業経営を圧迫する環境になっても、適正な利潤を確保できる企業体質への整備を急がなくては生き残れない。
昭和30年代から今日まで、営業が企業をリードしてきたが、今後は技術者が企業をリードし、技術集団としてお客様に満足していただけるバネ技術を提供するとともに、あらゆる分野への販路拡大をめざす。
営業部門、工場部門、経理部門すべてオープンにして、ガラス張りの経営で全社員のすべてが会社の現状を把握できることで向上意欲のわく環境にしている。
「牛歩のごとく大地を踏ん張り
最善の努力を重ね積む末に
目的達成の道が開かれる
百の理想より一つの実践が土台を築く」
吉村健一社長は21世紀の『フセハツ工業』の姿を次のように思い描いている。
①未来産業への販路拡大を目指すために(営業+技術)セールスエンジニアの育成
②技術頭脳集団への移行、若手技術者の育成と無人化工場
③独自商品の開発、プロジェクトチームを編成して自社製品の商品化
以上のことを重点に果敢な企業活動をすすめていく決意である。
バネを届けて50年、縁の下の力持ちといえる存在の『フセハツ工業』であるが、あらゆる産業に必要不可欠といえるバネを作り、これからも脈々と日本経済を支えて続けていくだろう。
社史『ばね物語』(完)



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監修者

フセハツ工業株式会社
代表取締役社長 吉村篤
2000年、ばねの総合メーカー「フセハツ工業株式会社」に入社。2013年、四代目代表取締役社長に就任。
- 一般社団法人 日本ばね工業会 会員
- 日本ばね学会 会員
- 公益社団法人 大阪府工業協会 評議員
- 東大阪市工業協会 理事
- 東大阪商工会議所 議員
- 特定非営利法人 新共創産業技術支援機構(ITAC)理事
- 一般社団法人 大阪溶接協会 会員
- 一般社団法人 布施交通安全自動車協会 理事
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