社史『ばね物語』1 ごあいさつ
吉村 篤
ばね物語 フセハツ工業50年の歩み
フセハツ工業の社史『ばね物語』は、三代目社長吉村健一が社業50周年を記念して発刊しました。
社史『ばね物語』発刊にあたり、協賛いただいたフセハツ工業OB会の方々。
株式会社東洋発条製作所 代表取締役 浦野春夫
コシオカ産業株式会社 代表取締役 越岡元弘
コシオカ産業株式会社 取締役 越岡伸子
株式会社隆光スプリング製作所 代表取締役 永田隆光
株式会社永田発条 代表取締役 永田昭夫
永田スプリング製作所 社長 永田一義
株式会社タイガーバネ製作所 代表取締役 竹山保
タツマ工業株式会社 代表取締役 吉川晋吾
協和バネ製作所 社長 中田鉄弘
フセハツ工業株式会社 代表取締役 吉村健一
『フセハツ工業』の企業理念
弾む原理を進化させ、
小さくても大きな使命と責任感をもって
社会に貢献すべし
ごあいさつ
社史発刊におもう、新たなる出発
取締役社長 吉村健一
当社は、作田忠雄が昭和二十一年三月、布施市御厨五五番地で「ばね作」の屋号で創業をしていらい、ここに半世紀を迎えました。
顧みると、立ち上がりが戦後の荒廃した時代という状況だけでなく、半世紀という歩みは、まことに多難で、数多い困難との対峙であったことに思い至ります。
例えば、布施発条工業所の設立当時もひとつです。
それは諸先輩の日々深夜に及んだ頑張りの連続でした。
いまも語りぐさになっている欣快で、その苦労と闘魂を伺い知ることから、五〇年という星霜に感謝すべきものだと考えなおし、身の引き締まる思いがいたします。
作田忠雄のイニシアチブと選択されたアイデアが効果を上げ、ばねメーカーとしての基礎が築かれました。
これから先、『フセハツ工業』が成長し続ける「カギ」は、作田忠雄の精神を継承し、生かしていくことだと思います。
また、二代目社長であった作田為宣は、就任中に不運にも体調をくずしました。
それが難題の多かった企業活動からきたもの、ということを社員たちは知っています。
なのに果敢な活動と展開は、業界にも寄与するもので、この人ありの衆望を得ていました。
業界において当社の「名」を知らしめた貴重な足跡です。
一方、今日も続く繁栄をいただけたのは、お得意先各位のご愛顧が幾重にもあったこと、深く深くお礼を申し上げる次第です。
内にあっては、ご支援ご愛顧にこたえて、社員もがんばりました。
合わせて感謝いたします。
五〇年を迎え、節目こそ機会だと考え、過去を振り返ることで現在を見つめ直し、加えて将来に資することを主旨に「社史」を刊行することにいたしました。
編集にあたっては、諸先輩、現職役員の多大なご協力をいただきました。
上梓にあたって、改めて厚くお礼申し上げ、ご挨拶といたします。
平成一〇年六月一〇日