溶接のあるタイプの標準工程です。
①コイリング ↓ ②溶接 ↓ ③なまし ↓ ④パンチ(プレス加工) ↓ ⑤バリ取り ↓ ⑥ハリ・タタキ試験 ↓ ⑦V溝検査
ワイヤーリングの製造工程の説明
①の製造工程は、ワイヤーリング巻取り専用機で行います。
②の製造工程は、バット溶接機で行います。
③の製造工程は、溶接部の応力集中を低減し、溶接部の折れを防ぐために行います。
④の製造工程は、プレス機によるコイニング加工です。パンチありとパンチなしタイプがあります。
⑤の製造工程は、専用機で溶接部のバリの上下を削ります。
⑥の製造工程は、溶接部の強度試験で、専用試験機で行います。全数検査です。
⑦の製造工程は、真円度・平面度などの最終検査です。専用治具で全数検査を行います。
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ワイヤーリングについて
自動車のクラッチの皿ばねの支点になる特殊なばねです。リング状のばねで、溶接ありタイプと溶接なしタイプがあります。見た目は平凡な形状ですが、真円度・変面度など非常に精密なものが要求されます。
小さなものから大きなものまでたくさんの種類があります。
現在、線径は3.0mm~5.0mm、内径は110mm~310mmの製品があります。
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■ワイヤーリングの製造工程に関連する項目
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