ばねは主に機械に使用する部品、「機械要素」として使用されていますが、ばねの原理は機械要素だけで使用されるとは限りません。
ばねの原理は武器、医療器具などその他で様々な用途があり、玩具類も例外ではありません。
本ページでは製品・技術の紹介ではなく玩具での使用例やばねの原理を利用した簡単なおもちゃについてご紹介します。
ばねの玩具類の始まりは海外からで日本に伝来してきたのはだいぶ昔の事であると言われております。この当時は、ばねそのものを使用した玩具が多く見受けられました。
ビックリ箱
ばねのおもちゃで最も使用されたのがビックリ箱です。箱の中にばねを押し込んでおき、ふたを開けるとばねの復元力で人形などが飛び出す仕組みです。ビックリ箱では、ばねが箱の中で圧縮されている最中に力を蓄え、これが解放されることで運動エネルギーを生み出しています。
おもちゃの中では古典的なもので、箱とばねと人形など箱を開けたときに飛び出す部分を用意すれば簡単に製作できます。また牛乳パックと輪ゴムと箱さえあれば代用は可能です。
牛乳パックを代用したビックリ箱
用意するもの
・牛乳パック
・輪ゴム
・セロハンテープ
つくりかた
①牛乳パックの先頭を切り、均等にメモリを付ける。
②以下のように切ってくぼみをつけ、輪ゴムをはめ込む。
③
はめ込んだものを数個作ったのち、以下のようにテープで張り付ける。
④箱に入れこんだら完成です。
上記のように、箱のふたを開くことで、輪ゴムがばねの働きをして、空間が解放されることで中のばねが飛び出すのです。
coming soon
スリンキー
1940年代にリチャード・ジェームスという人物が開発した、ばねの原理を使用したおもちゃです。
ビックリ箱はばねの反動、蓄えた力を開放して運動エネルギーを生み出していましたが。
スリンキーは、運動エネルギーを開放というより、ばねが波打つようにはたらき、ユニークな動きになります。
スリンキー自体はプラスチックなどで販売しておりますが、紙で製作もすることが可能です。
当社では紙製のスリンキーを「にじ色ばねのおもちゃ」としてNPO法人 東大阪地域活性化支援機構の協力のもとで小学校のモノづくり体験教室で使用しております。
「にじ色ばねのおもちゃ」製作キッド
>SDGs モノづくり体験教室
近年では、ばねそのものの玩具は無く、何かしらの玩具の中にばねは使用されるようになりました。
本ページで下記に記載するものは、過去弊社で製作したものとなります。
※現在、製作は要相談となっております。
エアガン
サバイバルゲームなどで使用されるエアガンです。
近年ではこのエアガンの中に搭載されるばねのご注文がございました。
主に不等ピッチのばねなど過去にはご注文がございます。
「スプリングに対して同じ出力で引きを軽くする場合はどの様に変更すればよいか」といった様々なご質問を頂いております。
※空気銃に該当しないエアガンは銃刀法の規制対象外でしたが、平成18年の法改正により、一定の基準以上の威力があるエアガンは準空気銃として所持が禁止されています。 なお、もともとは準空気銃にあたらないエアガンであっても、改造によって威力を上げてしまうと、準空気銃として規制の対象となる可能性があります。
なお、当社ではエアガンの威力の計算等は行っておりません。
ご注文時には規定された基準値内での製作依頼をお願い申し上げます。
■ばねの二次加工例
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