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エアガンで使用される圧縮コイルばねです。
全長は193mmで主にライフル系統のエアガンに使用されます。
>ばね設計手順 7つのポイント
>押しばね設計 5つのポイント
材質はSWC、線径は1.3mm、コイル内径は8mmとなります。
このばねの特徴は「不等ピッチ」での製作になるということです。
一般的なエアガンでは、基本的に不等ピッチの押しばねが搭載されます。
理由としては不等ピッチにすると、トリガーを引いてからのBB弾の速度が速くなるという点(初速)とトリガーレスポンスの向上があります。
エアガンを使用する際、重要になるのがトリガーレスポンス、すなわちトリガーを引いてから球が発射する瞬間の速さです。これを等間隔ピッチの押しばね(一般的な押しばね)を使用すると発射までに時間が生じます。
また、等間隔の押しばねで、ピッチ間隔を狭くし、巻き数を増やせば荷重値が減り、速度が上がるのではないかと考えられますが、発射した玉の弾速、威力の低下が予想されます。
しかし不等ピッチの押しばねの場合、BB弾の速度と威力を求めるのであれば、先端部分のピッチを狭くし、それ以降のピッチは広くするなど対策をとれば、ある程度の速さは出せるようになります。
ばねが最も縮んだ時がピストンの前進に使うエネルギーが充填完了した瞬間です。短い時間でこの状態へ持っていく事がトリガーレスポンスと連射サイクルのアップに繋がるとされています。
弊社では、エアガンに使用するばね製品も製造いたします。
※規制に基づいての製作をいたします。極度に弾速を上げたい、または威力を強くしたいというご依頼に関しては要相談、または納品後、調整をお願いする場合がございます。
>圧縮ばね(押しばね)の 製造動画いろいろ
>過去に製造した銀玉鉄砲用のばね
>ピアノ線と硬鋼線について
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