ガス用安全弁スプリングです。
安全弁スプリングには厳しい規格があります。
当社では、多種多様なガス用安全弁スプリングを製造しています。
材質はピアノ線B種(SWP-B)です。
ばね用ステンレス鋼線のガス用安全弁スプリングもあります。ピアノ線のばねにはメッキを施します。
|
ばね安全弁とは 安全弁というのは、安全な圧力を超えることを防止するために、自動的に一定のガスを放出し、正常な圧力になると閉止して、それ以上ガスを放出しないように設計された弁です。 ばね安全弁は、ばねを使ってその動きを制御する安全弁です。
安全弁スプリングの規格 安全弁に用いるばねには次のような厳しい規格があります。 1.ばねの表面には有害な肌荒れ、キズ、その他の欠陥があってはならない。 2.ばねのコイル端部の形状はクローズドエンドで、3/4巻以上を研削しなければならない。 3.座巻は各1巻以上でなければならない。 4.指定荷重を3回加えて10分後の自由高さの減少率が、0.5%以下でなければならない。 5.ばねの自由高さの許容差は、±1%又は±0.5mmのうち絶対値の大きい方。 6.ばねのコイル径の許容差は、±1%又は±0.4mmのうち絶対値の大きい方。 7.ばねの傾きは、自由高さ×0.02(1.15°)以下又は0.5mmのうち大きい方。 8.ばねのピッチは全たわみの80%を圧縮した場合、両端部以外のコイルが接してはならない。 9.設定荷重時のたわみは、±5%又は0.5mmのうち絶対値の大きい方。
JIS B 8210「蒸気用及びガス用ばね安全弁」は、円筒形コイルばねによる直動式の蒸気用ばね安全弁及びガス用安全弁について規定しています。 ただし、車両用などの特殊なものや圧力調整用などは含まれていません。詳しくはJISをご参照ください。
精密な荷重が求められるばね ガス用安全弁スプリングは、大変精密な荷重が求められます。 ほとんどのばねには表面処理としてメッキをしますが、メッキをすると荷重が高くなる傾向があります。ばねの線径や外径、巻数などによってどのくらい荷重が高くなるのかは、さまざまなケースがあります。
当社では過去のデータから、どのばねがどのくらい荷重が上がるのかを予測し、ばねの巻取り成形時の品質管理に活用しています。
少量多品種・小ロットに対応 数個から数千個まで、少量多品種・小ロットに対応しています。それぞれのお客さまに合わせたムダのない専用の在庫管理体制を構築し、100種類以上あっても毎週の出荷や短納期に対応できるようにしています。
|
|
|
|
「いいね!」ボタンを押すと最新情報がすぐに確認できるようになります。
>YouTubeチャンネル【ばねの総合メーカー「フセハツ工業」】動画配信中です!
>新YouTubeチャンネル【フセハツ工業のばね作りチャンネル】新着製造動画、更新中です!
■関連する項目
プロバスケットボールチーム「大阪エヴェッサ」の公式スポンサーになりました!
>ブログ「ばねとくらす」【プロバスケットボールチームの公式スポンサーになりました】
メールアドレスはこちら