伊賀市立柘植中学校様 バネ工場見学
吉村篤バネ工場見学
伊賀市立柘植中学校様
2023年6月20日、伊賀市立柘植中学校の生徒の皆さんがバネ工場見学に来られました。
柘植中学校の学校教育目標は「エンパワメントを最大限に引き出す学校づくり」です。
エンパワメントとは、「自分の暮らしを見つめ、自分をとりまく人々の願いを受け止め、生活を高めていこうとする力」と柘植中学校では定義しています。
柘植中学校では、子どもたちが、保護者・地域・学校に関わる全ての人と、相互に支え合う関係である学校づくりを目指しています。
柘植中学校のある三重県伊賀市は、平成の大合併で誕生しました。
この大合併で上野市や青山町は消滅しましたが、鉄道の駅名として「上野市駅」と「青山町駅」はそのまま残りました。
当初は名張市も加わって「オール伊賀」になる予定でしたが、住民投票で否決されたため、伊賀地方の中で名張市だけが合併から離脱しました。
伊賀といえば忍者です。
伊賀流は甲賀流と並んで忍術の中で最も有名な流派の一つです。
おとなりの滋賀県甲賀市も平成の大合併で同じく2004年に発足しています。
伊賀市と甲賀氏は毎年忍術合戦を行い、負けた市は勝った市を1年間PRするそうです。
伊賀の国はかつて小領主が群雄割拠し、長年にわたり抗争を繰り広げてきました。
民衆は生き延びるため自らを守るためにゲリラ化して戦い、戦術を磨いていったのが忍者の始まりと言われています。
戦国時代には「天正伊賀の乱」が勃発します。
「第一次天正伊賀の乱」で織田信雄の伊賀侵略に勝利。
「第二次天正伊賀の乱」では信雄敗戦の報復に出た織田信長軍5万を相手に戦い、開城和睦。
「本能寺の変」直後、徳川家康が堺から三河へ大脱出した逃避行経路の「神君 伊賀越え」は有名です。
伊賀市には伊賀上野城があります。
現在の復興天守閣は地元代議士が私財を投じて1935年(昭和10年)に竣工しました。
見学の後日、柘植中学校さんからお礼のお手紙と欣栄堂さんの銘菓「いがの月」をいただきました。
柘植中学校の学校ブログにもバネ工場見学の様子を載せていただきました。
ありがとうございました。
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