岐阜大学教育学部附属小中学校　バネ工場見学

吉村篤

バネ工場見学
岐阜大学教育学部附属小中学校

2023年5月10日、岐阜大学教育学部附属小中学校のみなさんがバネ工場見学に来られました。

「小中学校」という独特な形態の義務教育学校です。2020年に岐阜大学教育学部附属小学校と岐阜大学教育学部附属中学校を統合し開校しました。
９年制の義務教育の学校です。

岐阜大学教育学部附属小中学校

1～4年生（第Ⅰ部）、5～7年生（第Ⅱ部）、8・9年生（第Ⅲ部）の四三二制になっています。

岐阜大学教育学部附属小中学校

校長の他に、岐阜大学との連携を促し監督にあたる統括校長がいます。
教頭は、Ⅰ部・Ⅱ部・Ⅲ部に各1人、合計3人います。

岐阜大学教育学部附属小中学校

教育理念は、「人間教育～共に生きる人々とつながりを大切にし、予見困難な未来を自分らしく切り拓くことができる力を育む教育」です。

岐阜大学教育学部附属小中学校

教育理念をもとに次の教育目標が定められています。
Ⅰ部　自分の頭で考える　あたたかい胸で助け合う　じょうぶな手足をつくりだす
Ⅱ部　自主性　社会性　創造性
Ⅲ部　独歩　信愛　協働

岐阜大学教育学部附属小中学校

義務教育学校は、学校教育法の改正により2016年に新設された制度です。小学校課程から中学校課程まで義務教育を一貫して一つの学校で行います。国公私立のいずれでも設置が可能となっています。

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附属学校の歌
さわやかな　あしたの空に
どっしりと動かないやま　金華山
ああ　あのように
附属に学ぶ　わたしらは
なかまのしあわせ　願いつつ
静かに強く　生きようよ

岐阜大学教育学部附属小中学校

学校歌に出てくる「金華山」は、岐阜県岐阜市にある標高329mの山です。旧称は稲葉山といいました。

稲葉山には、戦国時代に齋藤道三が拠点とした山城がありました。
織田信長は稲葉山城を攻略し、天下統一を目指す岐阜城として拡張整備を行いました。

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岐阜城は1601年に徳川家康により廃城となりました。江戸時代には金華山は尾張藩の「御留山」として一般の立ち入りが禁止されました。

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現在では金華山は岐阜市のシンボル的存在です。夜景も美しく市民の憩い場となっています。

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山頂には岐阜城の復興天守（1956年再建）が建ち、金華山リス村や売店・展望レストランもあります。山頂へはロープウェー（1955年開業）が通じています。

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西側山麓には、織田信長居館跡や岐阜公園、岐阜歴史博物館などの文化施設などもあります。

岐阜城天守閣

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