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2018/09/11

日刊工業新聞「ものづくりを支える 町工場の技」に掲載されました。

吉村篤
ばねとくらす

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2018年9月4日(火)

日刊工業新聞

 

ものづくりを支える

町工場の技 217

フセハツ工業

 

フセハツ工業は医療機器から洗濯ばさみまで、あらゆる製品に使われるばねを手がける。

中でも手動変速自動車(MT)のクラッチ向け特殊ばねは、年間500万個出荷する主力製品だ。

吉村篤社長は「いかに折れないばねを作るか」に腐心し、加工技術を磨く。

 

伸線から切断したばね鋼を、自社仕様の溶接機に固定。

両端同士を溶着させてリング状のばねを作る。

その時ばね鋼表面のねじれ癖やリング径の大きさ、溶接機の性能、その日の気温などに応じ、通電量やばね鋼への押し圧力を最適にする。

熟練工の経験が頼りだ。

ばねを焼き鈍した後は振動試験、亀裂や歪みの有無を目視で全数検査する。

 

日刊工業新聞1 フセハツ工業2018.9.4.jpg

 

特殊ばねはエンジンの動力を変速機に伝えるクラッチの一部に使われ、「折れると大事故につながる」。

最適な加工条件の割り出しと念入りな検査が、品質の良いばねを生み出す。

吉村社長は「40年以上納品できていることがうれしい」と、笑みを浮かべる。

 

>日刊工業新聞電子版

 

 

 

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