2018/04/12
日刊工業新聞「ちょっと訪問」に掲載されました
吉村篤
日刊工業新聞
ちょっと訪問
2018年4月4日・水曜日
フセハツ工業 ばね内製比率100%目指す
フセハツ工業は自動車や医療機器、洗濯ばさみなど、あらゆる業界のばねを年間1万種以上手がける。
1個の試作から量産まで対応し、車のクラッチ向け特殊ばねでは年間500万個を作る。
ばね鋼は溶接が難しい。
最適な通電量は押し圧力を気温などに応じて調節。
自社製治具も駆使し、100分の1ミリメートルの加工精度を実現する丈夫なばねを作る。
吉村篤社長は「これができるのも50年以上の熟練工がいるおかげ」と胸を張る。
外注を依頼する“横請け“の減少が課題だ。
設備更新や廃業先の機会を譲り受けるなどして対応する。
吉村社長は「自動車向けばねの内製比率は現在75%から5年後に100%を目指す」と生産力に磨きをかける。
(東大阪)
▽所在地 大阪府東大阪市西堤本通西1の3の43、06-6789-5531
>旬間ばね新聞 掲載記事「シリーズ ばね関連企業の地域・社会貢献」
>週刊「サンデー毎日」【連載 会社の流儀】に掲載されました。