TOP > ばねとくらす > 沖縄県立那覇国際高等学校 バネ工場見学
2024/02/15

沖縄県立那覇国際高等学校 バネ工場見学

吉村篤
ばねとくらす
バネ工場見学
沖縄県立那覇国際高等学校

2023年12月18日、沖縄県立那覇国際高等学校の生徒のみなさんがバネ工場見学に来られました。



那覇国際高等学校1.jpg



沖縄県立那覇国際高等学校は1998年に開校しました。


学是は「右文尚武」です。「ゆうぶんしょうぶ」と読み、「右文」とは学業を尊ぶこと、「尚武」とは部活動にも励むという意味です。

校訓は「自主・敬愛・飛躍」です。



1.那覇国際高等学校.jpg


同校は2016年に文部科学省からスーパーグローバルハイスクールに指定されました。

スーパーグローバルハイスクールは、語学力だけでなく、社会課題に対する関心や教養、コミュニケーション能力、問題解決能力などを身に付けたグローバルリーダーの育成を目的としています。



那覇国際高等学校2.jpg



沖縄県立那覇国際高等学校は、那覇新都心の中央に位置し、この地区で最も早く建設された施設でもあります。


最寄り駅は、沖縄モノレールの「おもろまち駅」です。「おもろまち」は一般公募の中から選ばれた地名です。


那覇国際高等学校3.jpg


「おもろまち」とは面白い町という意味ではなく、沖縄地方の方言の「おもろ = 思い」が由来となっています。

沖縄戦の悲劇を忘れず、平和に暮らしたいという市民の切なる思いが込めれた地名です。



2.おもろまち駅.jpg


那覇国際高等学校が立地する那覇新都心は、1953年に米軍によって強制収容され(いわゆる「銃剣とブルドーザー」)、のち1987年に全面返還が実現された土地です。


那覇国際高等学校4.jpg


かつて「おもろまち駅」付近では、第二次世界大戦の沖縄戦「シュガーローフの戦い」がありました。

シュガーローフとは、アメリカ南部地方の菓子パンをいいます。

アメリカ軍が名付けたシュガーローフの丘は、地元沖縄では慶良間チージ(キラマチージ)と呼ばれています。日本軍は安里五二高地と呼称しました。



3.シュガーローフ.jpg



シュガーローフの戦いは「地獄の7日間」といわれ、沖縄戦の中でも最激戦地でした。

アメリカ軍では、死傷者以外にも多くの兵が精神異常をきたし戦線を離脱したそうです。


4.シュガーローフ.jpg

シュガーローフは大部分が開発されましたが一部残されており、碑が立っています。


5.現在のシュガーローフ.jpg


6.シュガーローフの碑.jpg

那覇国際高等学校5.jpg

アメリカ軍から返還された土地は、那覇新都心として再開発され、大型ショッピングセンターや運動公園、そして那覇国際高等学校が整備され、沖縄で最も高い高層ビルも建っています。

6.那覇新都心.jpg


那覇国際高等学校6.jpg





>沖縄県立那覇国際高等学校


>シュガーローフの戦い

>ばね工場見学のご案内

>お問い合わせはこちら

Facebookで更新情報をチェック!

コメント

ばねの試作・特注製作
に関することは、お気軽に
お問い合わせ下さい

試作・特注製作の詳細をみる

相談/お問い合わせする