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2022/08/26

ばね知識 1-1 「ばね」について~そもそもばねとは~

hirose0628
ばねとくらす

「ばね」という部品は、「ボールペン」、「洗濯ばさみ」、「自転車」といった世の中の様々なところに存在しております。
そんなばねですが、「そもそもばねって何?」と聞かれたとき、皆様はどうお答えしますか??

ちなみに昔の私なら、「伸びたり縮んだりする部品」としか言えなかったでしょう。
※あながち間違いではないと思いますが(笑)

では、本来「ばね」とは何なのかというお話をこれからしていこうと思います。


ばねの定義

ばねとは何なのかということでインターネットで定義を調べてみると
下記のようなものが出てきます。

「たわみを与えたときにエネルギーを蓄積し,それを解除したとき,内部に蓄積されたエネルギーを戻す
ように設計した機械要素。」

JIS B 0103:2015 ばね用語より

しっかりとJIS(日本産業規格)で定義が決められていました。

また、広辞苑などではこの様に説明されています。

広辞苑より
ばね発条・撥条】 (ハネ(跳)の転) ①鋼などの弾性を利用して、ひずみエネルギーを蓄え、または衝撃を緩和する作用をするもの。形により板ばね・コイルばね・竹の子ばね・渦巻ばねなどがあり、また、圧縮ばね・伸張ばね・ねじりばねに分ける。スプリング。

大辞林より
ばね [1] 【発条・弾機】 〔「はね(跳)」の転〕 (1)鋼など素材の弾性を利用して,衝撃や振動を緩和したり,エネルギーをたくわえて動力に利用したりするのに用いるものの総称。形状によって,コイルばね・渦巻ばね・板ばねなどに分ける。スプリング。 (2)足や腰の弾力性。「足の―が強い」 (3)ある行動や結果を導くきっかけとなるもの。「住民運動が―となって基地が撤去された」

要は「変形させて力を溜めたり、溜めた力を放出する働きをする部品」といった
所でしょうか。


では「ばねの定義」というものが分かったところで、
つぎは「ばねでできること」について、「ばね知識 1-2 「ばね」について~ばねの重要性~」でお話していきたいと思います。

次回更新までしばらくお待ちください。

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