TOP > ばねとくらす > 大阪府中企業団体中央会広報誌 「maido!」に掲載されました!
2020/04/13

大阪府中企業団体中央会広報誌 「maido!」に掲載されました!

hirose0628
ばねとくらす

 

 ばねの「弾む原理」を通して
顧客や社会に貢献する

ー御社は創業以来、ばね一筋に歩んでこられました。
 当社は、1946年(昭和21年)の創業以来、半世紀以上に渡って日本のモノづくりを支えてきた
老舗のばね屋で、私は4代目です。
 ばねはシンプルな原理による機械要素ですが各種の産業に欠かせないもので、自動車産業で使用される精密部品から、
キーホルダーの二重リングまで幅広く活躍しております。
 そのなかで当社は1個のばねの試作から量産まで、「お客様のモノづくり」をサポートし、高品質な製品で高い評価を受けてきました。
伝統的な職人技術を大切にしながら最新の設備による生産技術によって、お客様が求められる品質・価格・納期にお応えしています。

―御社が作るばねの特徴を教えてください。
 ばねは、材質・形状・用法とも多種多彩で、形状では押しばね・引きばね・ねじりばね
などがあり、材質もピアノ線・硬鋼線・オイルテンパー線・リン青銅線などの素材があります。
 また、メッキや黒染め、塗装などの表面処理やスプリングユニット部品製作、溶接加工などの二次加工も手掛けています。オーダーメイドによる
オリジナル製品の受諾製造のほか、汎用性の高い使用によるリーズナブルな規格商品として、400種類以上の実用標準ばねのシリーズと、
好きな長さにカットして使用できる1mばねのシリーズを用意しています。

ー企業理念のほか社訓や環境方針も公開されておられますね。
 経営理念の「弾む原理を進化させ 小さくても大きな使命と 責任感を持って社会に貢献すべし」は、フセハツ工業が
社会に存在する目的を述べたもので、3代目社長である私の父・𠮷村健一が制定しました。この理念に基づき、
「弾む原理」を通して、責任感を持って、顧客や社会に貢献できるよう努めております。
 「よい人間がよい製品をつくる」「理想的な企業は、理想的な過程を建設する」など、役員や従業員の
行動指針となる6項目の社訓は、創業者の作田忠雄が制定したものです。
 そのほか、事業活動を通じて地球温暖化の緩和に向けた環境活動に自主的かつ積極的に取り組んで社会に貢献
することを宣言した環境経営方針や品質方針、「根性のフセハツ生産十則」も制定しています。

ー人材育成にも積極的とか。
 創業者は、仕事を通して出会った人たちとともに成長することが家庭の幸福につながるという考え方
を大切にされた方で、多くの社員の独立を支援してきました。こうした創業のよき伝統は今後も堅持したいと
考えており、やる気さえあれば学歴や性別に関係なく、能力を発揮していただく環境を整えました。たとえば、
会社が指定した外部研修やセミナー、検体試験の費用などはすべて会社負担にしています。
 仕事や部署についても本人の希望を第一に考え、1人ひとりに合った働き方をサポートして、それを正当に評価するように
しています。
 今後も「ばねづくり」の匠として、魅力溢れる人材の育成に努め、お客様のご要望に迅速にお応えできるよう、
さらなるノウハウの蓄積に尽力したいと思っています。

>大阪府中小企業団体中央会のHPはコチラ

Facebookで更新情報をチェック!

コメント

ばねの試作・特注製作
に関することは、お気軽に
お問い合わせ下さい

試作・特注製作の詳細をみる

相談/お問い合わせする