旬刊ばね新聞「シリーズ ばね関連企業の地域・社会貢献」に掲載されました
吉村篤シリーズ ばね関連企業の地域・社会貢献
ものづくり立国日本を支える製造業各社は日々研鑽を積み、惜しみない努力で歩みを進めている。
昨今、その歩みは技術・製品開発にとどまらず、地域貢献や社会貢献といった活動にも表れ、企業が社会で果たす役割に大きな注目が集まっている。
それらの流れは中小企業にも波及し、ばね業界でも意義ある取組みを続けられている企業は多い。
「シリーズばね業界企業の地域・社会貢献」では、そのような企業にスポットライトを当て紹介する。
”大阪エヴェッサ”パートナー企業
ばねメーカー3社が登録 話題のBリーグが躍動
プロバスケットリーグ「Bリーグ」(ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ)が盛り上がりを見せている。
2016年9月にスタートした同リーグは、B1及びB2の2部制、各18チームで争われ、いよいよ初代チャンピオンシップまであと少し。
チームは北海道から沖縄まで日本全国に設立され、地域密着の活動で人気を獲得。
各チームのスポンサー、パートナー企業には中小の製造業や地域の飲食店なども名を連ね、まさに地元のプロチームとして声援を受けている。
その中でも「大阪エヴェッサ」のオフィシャルパートナーには、大阪のばねメーカー3社が登録、チームの応援を続けている。
実際のゲームでは迫力あるプレーの連続に目を奪われるが、そのほかにもLEDライトやレーザー光線、高揚感ある音楽とダンスパフォーマンスなどがオープニングやハーフタイムに披露され、会場が一体になって盛り上がる。
その間、チアリーダーによってパートナー企業の紹介が行われ、会社ロゴが華やかに並び、プロスポーツの会場を彩る。
大阪エヴェッサのオフィシャルパートナーであるフセハツ工業(大阪府東大阪市)に話を聞いた。
フセハツ工業 吉村篤社長
きっかけは弊社のホームページを見た大阪エヴェッサの担当者から声を掛けて頂き、良いご縁だと思ったので応援することになりました。
弊社ではもともとばねを使ったスポーツ用品を製造していたこともあり、スポーツへの関心は高く、地域貢献もしたいと考えていたので、よいタイミングでした。
やはり中小企業は、地元との関係性が大切、地域が活性化することで企業も良くなると思います。
また、企業として目に見える社会貢献を行うことは良いことだと考えています。
「おにぎりボール」などの弊社のスポーツ用品を大阪エヴェッサの選手たちにも使用していただき、好評を頂きました。
年に1回は会社の福利厚生を兼ねて、バスをチャーターし従業員と試合の応援に行きますし、個別に応援に行っている従業員もいます。
とても楽しいと聞いています。
>ブログ「プロバスケットボールチーム”大阪エヴェッサ”のスポンサーになりました」