TOP > ばねとくらす > 「金属産業新聞」に弊社の記事が掲載されました! SNSで顧客開拓~フセハツ工業地域との共存も重視~
2021/08/04

「金属産業新聞」に弊社の記事が掲載されました! SNSで顧客開拓~フセハツ工業地域との共存も重視~

hirose0628
ばねとくらす

8月2日に金属産業新聞 第4000号に弊社の記事が掲載されました!!


           ↑記事切り抜き

SNSで顧客開拓 フセハツ工業 地域との共存も重視

 フセハツ工業㈱(東大阪市、𠮷村篤社長)は圧縮ばね、引張ばねから特殊ばね製品、スポーツ用品として使用されている「おにぎりボール」など、多種多様なばねを提供している。

「コロナが長引き、業界を取り巻く環境は依然厳しい。企業の浮き沈みが激しい中、今後どうやって生き残っていくかを常に考えている。そのためにも地域やお客様と共存できるような会社にしていきたい」と話すのは経営企画部企画課の廣瀬由幸さん。
 地域と共存する目的で行っているのが、工場見学や地元の小学校での「ばね授業」の開催だ。
 「8年前に就任した社長の方針で工場見学を積極的に行っている。もとはSDGsの一環として始めたもので、大阪のモノづくり観光推進協会と提携して修学旅行の中学生などを受け入れている。見学の目的は、若い人たちに中小企業・モノづくり企業の現場を見てもらい、コロナ渦で中小企業はどのような活動を行っているのかを理解していただくこと。現在はコロナのため、学校対象の工場見学はひと月2校に限定しているが、他の企業や団体からの見学も受け付けている。ばね授業はおもちゃのばねづくりなどが好評」(廣瀬さん)
 同社はばねの製造・販売だけでなく、二次加工まで含め総合的に対応する。自動車関連部品を中心に、ロボット用スプリングの試作、洗濯バサミの量産まで行っている。
 「製造業は工場を止めることができない。弊社は生活用品から工場関係まで様々な業界と関わっており、製造ラインは止められない。世間ではオンラインやリモートなどテレワークを促すような動きもあるようだが、製造業では無理がある。コロナの影響もあり、材料の価格が上がるなど厳しさが増しているので営業戦略の立て直しも急務だ」
 そこで同社は、営業を従来の「地上戦」だけでなく、メールマガジンなどSNSを活用した「空中戦」で新たな顧客開拓に挑んでいる。
 「いまのところ、新製品開発の予定はないが、お客様と製品以外で繋がる手段としてSNSを活用している。展示会も中止が相次いでおり、お客様との繋がりをどのように構築していくかは重要課題。メールマガジンは、名刺交換したお客様を中心に昨年から開始した。今年の3月からHTML方式を採用し、『ばね屋のお便り』を発行している」
 その『ばね屋のお便り』を一読すると、あまりばね業界とは関係のない内容になっている。それについて廣瀬さんは「ばね以外の企業とも繋がることを目指し、敢えてばねに特化した話題ではなく、個人のブログ+ばね商品の紹介の形式で内容を構成している。それが功を奏したのか見積もりも増えつつある。ちなみにフォロワー数はツイッターが3万3000、フェイスブック3200。いずれも増加傾向にあり、今年はツイッターのフォロワー数3万5000を目標にしている。今後も情報発信に力を入れ、いずれはユーチューブ配信までいきたい」と抱負を語る。

(原文ママ)






Facebookで更新情報をチェック!

コメント

ばねの試作・特注製作
に関することは、お気軽に
お問い合わせ下さい

試作・特注製作の詳細をみる

相談/お問い合わせする